サポート&リソース - 技術情報 - 幹細胞研究 - ES/iPS細胞

ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

ES/iPS細胞は自己複製能を有し、あらゆる細胞タイプへと分化能を有します。そのため、幹細胞の分子メカニズムの解明をはじめ疾患の発症機序の解明、創薬開発などへの貢献が期待されています。
ミルテニーバイオテク社は、幹細胞研究をさらに加速するための技術;ES/iPS細胞の分離から培養、リプログラミング、分化誘導、解析までパワフルなツールを提供します。

ヒトiPS細胞由来心筋細胞の分離

NEW PSC-Derived Cardiomyocyte Isolation kit, human

ヒトES/iPS細胞より誘導した心筋細胞を1時間以内に濃縮できるキットです。

キットの詳しい実験データ(学術ポスター)
Highly efficient immunomagnetic purification of cardiomyocytes derived from human pluripotent stem cells.

日本人研究者のアプリケーションノート

京都大学 iPS細胞研究所(武田匡史先生)で実際に行われているアプリケーションです。iPS細胞から心筋細胞の誘導、純化までの詳細をご覧いただけます。

ヒトiPS細胞より誘導した心筋細胞の分離

Whole Skin Dissociation Kit, human, mouse

アプリケーション例
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

線維芽細胞の調製~線維芽細胞の濃縮~iPS細胞の作製~フェノタイピング~目的細胞への分化誘導~目的細胞の濃縮

ヒト皮膚組織サンプルから表皮と真皮を分けることなく、優しく効率的に単細胞懸濁液を調製することが可能です。 ヒト皮膚バイオプシー検体からの線維芽細胞の分離やフローサイトメトリー解析等に適しています。

Embryoid Body Dissociation Kit, human, mouse

効率の良い胚様体の分散
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション
培養14日目の胚様体(A)を用いて、マニュアルでの分散とgentleMACSとEB Dissociation Kitを用いた分散法を比較した。用手法で分散した結果、完全に分散できず細胞塊が残存しており死細胞も多かったが(B)、gentleMACSとEB Dissociation Kitを用いて分散することで、完全に分散することができ、Viabilty、回収率ともに優れていることが示された(C)。

gentleMACSと組み合わせて、in vitroで形成させた胚様体もしくは多能性幹細胞由来のneurosphereの分散を標準化するために開発されました。 1週間以上の培養により分化の進んだ胚様体もviabilityよく高い回収率で分散できます。

ES/iPS細胞の維持培養・増殖

StemMACS iPS-Brew XFによるヒトiPS細胞の維持培養
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション
マトリゲル上でStemMACS iPS-Brew XFを用いてヒトiPS細胞を維持培養し(A)、多能性幹細胞マーカーの発現の維持(C)、20継代後も正常なカリオタイプを維持していることが示されている(B)。さらに、NOD-Scidマウスに移植8週間後に形成されたテラトーマを採取し、3胚葉への分化能を確認している(D)。

StemMACS iPS Brew XF, human

フィーダーフリーでヒト多能性幹細胞の維持・増殖を可能にするXeno-Free(異種由来成分不含)の培地です。On-FeederからFeeder-Free培養条件への移行も容易で、凍結保存された多能性幹細胞の解凍後の迅速な培養再開が可能です。臨床応用を見据えた組成となっています。

StemMACS Passaging Solution XF, human

ヒト多能性幹細胞の継代培養のためのXeno-Free溶液です。高いviabilityを維持したまま細胞クラスターを効果的に分散できます。

NEW Human Fibronectin (Fragment)

多能性幹細胞、間葉系幹細胞、分離後の心筋細胞の培養において、接着気質として最適化されたタンパク質です。

NEW StemMACS Cryo-Brew, human

多能性幹細胞、間葉系幹細胞、分離後の心筋細胞に適したXeno-Freeの凍結保存用培地です。凍結融解後の融解効率および細胞生存率が高く、迅速に培養を再開できます。

iPS細胞のリアルタイム観察

ヒトiPS細胞の生細胞染色
iPS細胞のリアルタイム観察

培養中のヒトiPS細胞を未固定のまま、Anti-TRA-1-60-Vio488 Live Cell Stain antibodyおよびAnti-TRA-1-81-Vio488 Live Cell Stain antibodyで染色し蛍光染色した。

細胞を固定せずに生きたまま蛍光染色できるため、染色後も培養を続けることができます。iPS細胞コロニーの状態を確認する際にも有用です。

低分子阻害物質

StemMACS Thiazovivin

Rho-associated Kinase (ROCK)の選択的な低分子阻害物質です。ヒト多能性幹細胞を、酵素処理により単一細胞へと分散した後の生存とクローニング効果を促進します。

StemMACS CHIR99021

Wntシグナル伝達を活性化する最も選択的なGSK3βの阻害物質です。多能性幹細胞の未分化能維持やリプログラミング効率の向上に使用できます。

StemMACS PD0325901

MEKの選択的な低分子阻害物質です。リプログラミングの促進ならびに多能性幹細胞の自己複製能の維持に使用できます。

その他、ES/iPS 細胞の未分化維持、リプログラミング効率の向上、分化誘導に有用な低分子化合物をご用意しています。

  • A83-01: Ⅰ型TGF-β、Activin およびNodalシグナル伝達経路の選択的阻害物質
  • SB431542: TGF-β、ActivinおよびNodalシグナル伝達経路の強力な阻害物質
  • Dorsomorphin: BMPシグナリングおよびAMP活性化プロテインキナーゼの阻害物質
  • Purmorphamine: ヘッジホッグシグナル伝達経路を活性化する低分子化合物
  • IWP-2: βカテニンの核局在を阻害するWntシグナリングの阻害物質
  • LDN-193189: BMP type I受容体ALK2およびALK3の強力かつ選択的な阻害物質
  • LY411575: Notchシグナリングの重要因子であるγセクレターゼの選択的な阻害物質
  • RG108: DNA methyltransferase (DNMT)の細胞膜透過性の選択的な阻害物質
  • DAPT: Notchシグナル経路を阻害するγセレクターゼの阻害物質 NEW
  • IWP-4: Wntシグナル経路を選択的に阻害する低分子化合物 NEW
  • IWR-1-ndo: Wntシグナル伝達経路の阻害物質 NEW

mRNA技術はゲノムインテグレーションのリスクを完全に除外することができる、臨床研究を見据えた技術です。

合成mRNAによるダイレクト分化誘導

ES/iPS細胞から様々な細胞へのダイレクト分化誘導や体細胞から他の細胞系譜への分化転換の重要なツールです。

StemMACS mRNA Transfection Kit

様々な細胞への効率的なmRNA導入が可能なトランスフェクションシステムです。細胞毒性を最小限に抑えながら高いトランスフェクション効率が得られます。

トランスフェクションのための合成mRNA

  • 脂肪細胞の分化: PPAR-gamma、C/EBP-beta
  • 神経系細胞の分化: Brn2、Lmx1a、Mash1、NeuroD1、NeuroG2、Nurr1、Myt1l
  • ポジティブコントロール: Nuclear eGFP、eGFP
  • リコンビナーゼ: Flp Recombinase、Cre Recombinase
  • ゲノム編集用: Cas9 Nickase、Cas9 Nuclease

Anti-SSEA-1 (CD15) MicroBeads, human, mouse

マウス多能性幹細胞の除去
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

マウスES細胞からニューロン前駆細胞への分化誘導後に、Anti-SSEA-1 MicroBeadsにより残存する多能性幹細胞を除去した結果、多能性幹細胞の残存率を0.1%以下にまで抑えられることが示された。

ポジティブセレクションにより、99%以上の純度でマウスES/iPS細胞を濃縮できます。また、目的細胞へ分化誘導後、マウス多能性幹細胞を除去する際にも有用です。

Pluripotent Stem Cell MicroBeads, human

CD326 (EpCAM)の発現に基づいたヒトES/iPS細胞のポジティブセレクションにより、99%以上の純度でES/iPS細胞を濃縮できます。 Oct4やNanogとの相関もあり、信頼性の高いマーカーです。

Anti-TRA-1-60 MicroBeads, human

ヒトiPS細胞の濃縮に続く神経前駆細胞への分化誘導
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

ヒトiPS細胞とマウスフィーダー細胞との共培養系から、Anti-TRA-1-60 MicroBeadsによりヒトiPS細胞を濃縮することで、MEFを除去した。濃縮後のヒトiPS細胞はDorsomorphinを含む誘導培地で5日間培養することで、神経系細胞へ誘導できることが示された。

多能性幹細胞のマーカーとして使用実績の高いTRA-1-60の発現に基づき、99%以上の純度でヒトES/iPS細胞の濃縮が可能です。

Anti-SSEA-4 MicroBeads, mouse

SSEA-4+ 多能性幹細胞もしくは組織幹細胞の濃縮および除去に使用できます。

UEA-1 MicroBeads

Ulex europaeus agglutinin 1に基づき、迅速かつ効果的に多能性幹細胞の除去が可能です。種特異的な発現パターンを示すその他の多能性幹細胞のマーカーとは異なり、レクチンUEA-1は種を問わず多くの生物種の細胞分離に使用できます。

その他、TRA-1-81やSSEA-3等の多能性マーカーの発現に基づくポジティブセレクションにより、多能性幹細胞の濃縮が可能です。
目的細胞に合った直接標識用マイクロビーズがない場合も、豊富な種類の間接標識用マイクロビーズをご利用いただけます。

Feeder Removal MicroBeads, mouse

マウスフィーダー細胞の除去
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

ヒトiPS細胞とマウスH-2Kk+ フィーダー細胞の共培養系から、Feeder Removal MicroBeadsによりフィーダー細胞を除去した。フィーダー細胞を除去したヒトiPS細胞分画は、2μM thiazovivinを含むES細胞用の培地で6日間培養することで、正常に胚様体を形成することが示された。

ヒトもしくはマウスES/iPS細胞とマウスフィーダー細胞との共培養液中からマウスフィーダー細胞を効果的に除去するために特別に開発されました。除去後のES/iPS細胞分画において、フィーダー細胞の混入率は1%以下に抑えられます。

Anti-Fibroblast MicroBeads, human

ヒトフィーダー細胞のディプリーションにより、99%以上の純度でES/iPS細胞を濃縮できます。

Pluripotent Stem Cell Isolation Kit, mouse

マウスES細胞集団から初期分化細胞の除去
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

マウスES細胞をLIF存在下で維持培養後、LIF除去による分化誘導3日目にPluripotent Stem Cell Isolation Kitを用いて分化細胞の除去を行った。分化細胞を除去したES細胞を胚盤胞に移植することで、キメラマウスを得ることができた。

培養中のマウスES/iPS細胞の初期分化段階で、著しく発現が高まる細胞表面マーカーを同定しました。この細胞表面マーカーに基づき簡単に初期分化細胞を除くことができ、均一な多能性幹細胞集団を得ることが可能です。

Anti-A2B5 MicroBead Kit, human, mouse

ES/iPS 細胞から誘導したグリア前駆細胞を高純度で濃縮するために最適化されています。

※脳・神経組織よりグリア前駆細胞を分離する場合は、Anti-A2B5 MicroBeads (#130-093-388)をご利用ください。

Anti-PSA-NCAM MicroBead Kit, human, mouse

マウスES細胞より誘導されたニューロン前駆細胞の濃縮
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

マウスES細胞とフィーダー細胞との共培養後、Feeder Removal MicroBeadsを用いてフィーダー細胞を除去し胚様体の形成を行った。続いて神経系へ分化誘導後、Anti-PSA-NCAM MicroBeadsによるニューロン前駆細胞の分離を行った結果。92%の純度で濃縮てきることが示された。PSA-NCAM+ ニューロン前駆細胞を増殖培養し、ニューロンへの分化誘導を7日間行った。

ES/iPS細胞より誘導したPSA-NCAM+ 神経前駆細胞を磁気濃縮することで、特定のサブタイプの神経細胞への分化誘導効率の向上が期待できます。

※脳・神経組織よりニューロン前駆細胞を分離する場合はAnti-PSA-NCAM MicroBeads (#130-092-966)をご利用ください。

Neural Crest Stem Cell MicroBeads, human

ヒトiPS細胞より誘導されたneural crest stem cellsの濃縮
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション

ヒトiPS細胞を神経前駆細胞へ誘導後、Neural Crest Stem Cell MicroBeadsを用いて、Neural Crest Stem Cellsを濃縮した。その後、適切な分化培地を用いて21日間培養することで末梢神経細細胞へ誘導できることが示された。

CD271 (LNGFR, p75NTR)の発現に基づいて、ヒトES/iPS細胞より分化誘導したneural crest stem cellsを分離するために最適化されています。

CD144 (VE-Cadherin) MicroBeads, human

ヒトES/iPS細胞より分化誘導されたCD144+ 内皮細胞を濃縮あるいは除去するために使用できます。

CD309 (Flk-1) MicroBead kit, mouse

CD309は内皮細胞および造血系細胞の最も初期の分化マーカーの一つで、マウスES/iPS 細胞から誘導されたCD309+ 前駆細胞の分離に最適です。

CD184 (CXCR4) MicroBead Kit, human

ヒトiPS細胞より誘導された胚体内胚葉の濃縮
ES/iPS細胞研究のための先駆的なソリューション
ヒトiPS細胞をフィーダー細胞との共培養後、フィーダー細胞を除去し胚体内胚葉への分化誘導を行った。その後、CD184 (CXCR4) MicroBeadsで濃縮したCXCR4+ 胚体内胚葉をマトリゲル上で適切な分化培地を用いて14日間培養することで、肝細胞様細胞に分化誘導できることが示された。

CXCR4は、胚体内胚葉の特異的なマーカーであるFoxA1およびSox17とほぼ共発現しています。ヒトES/iPS細胞より分化誘導した胚体内胚葉細胞をCXCR4の発現に基づき高純度で濃縮できます。

NEW PSC-Derived Cardiomyocyte Isolation Kit, human

ヒトES/iPS細胞より誘導した心筋細胞を1時間以内に濃縮できます。

Contact

Miltenyi Biotec K.K.
TEL +81 3 5646 8910
FAX+81 3 5646 8911
macs@miltenyibiotec.jp
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