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autoMACS / autoMACS Pro : よくあるお問い合わせ

使用中にエラーが発生した、流路系がコンタミネーションした、プログラムの違いがわからないなど、autoMACS / autoMACS Proの使用に関するよくあるお問い合わせをまとめました。
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<注意>
autoMACSおよびautoMACS Proの使用に際しては、簡易マニュアルおよびユーザーマニュアルを必ずお読みください。
機器修理のお問い合わせはカスタマーコールセンター(0120-03-5645)まで、学術的なお問い合わせは03-5646-9606までご連絡ください。

  autoMACSをご使用の方

1. 流路系がコンタミネーションしてしまった
MACS Bleach Solutionとエタノールで全流路系を除菌します(autoMACS簡易マニュアルver1.1.2参照ページ⇒P12)。
<対処方法>
1. Safeプログラムを実行する(分離カラムの交換が含まれます)。
2. Cleaning Solution(70% EtOH)を200mL以上入れたビンを3本用意し、autoMACSに接続する(廃液以外に接続)。
3. Cleanプログラムを実行する(Running BufferとRinsing Solutionが不足しているという警告がでてもCont.を押してプログラムを続行する)。
4. プログラム終了後、30分以上放置する。
5. 新しい溶液類を接続する。
6. アップテイクポートとアウトレットポートをアルコール綿等で拭く。
※ 必要に応じて溶液ビンのフタを洗浄しオートクレーブ滅菌することも可能です。センサーケーブル、(流路)チューブ、エアフィルター、エアフィルターコネクターをはずしてオートクレーブ滅菌してください。

2. 分離カラムを装着したまま長期間放置してしまった
そのままautoMACSに溶液が流れると、分離カラムの錆びがバルブなどに入り込み故障の原因になります。この場合はautoMACSを起動する前に分離カラムを交換することをおすすめします。
<対処方法>
1. 古い分離カラムを新しいカラムに交換する。
2. 新しい溶液類を接続する。
3. autoMACSを起動する。
4. Column Exchangeプログラムを実行する(この時、分離カラム交換は行わない)。
※ 長期間の放置により流路系のコンタミネーションが疑われる場合は、上記の「流路系がコンタミネーションしてしまった(autoMACS)」を参照してください。

3. "Uptake port not filled with buffer" と表示される
Running Bufferおよびサンプル溶液の塩濃度が低すぎるといったことが主な原因です。自家調製したRunning Bufferをお使いの場合は下記の方法でご確認ください。
<対処方法>
1. 接続されているRunning Bufferを、当社から販売しているMACS Running Bufferまたは市販のPBSやフローサイトメトリー用のシース液に交換する。
2. アップテイクポート、アウトレットポートに新しいチューブを設置する。
3. Cleanプログラムを実行する。
4. チューブにバックフラッシュされた溶液はそのままで、Posselプログラムを実行する。
  ↓
■ Posselプログラムが問題なく実行できた ⇒ autoMACS自体には問題はなく、自家調製したRunning Bufferの塩濃度が低いことが原因です。Running Bufferを調製しなおしてください(場合によってはRinsing Solutionも)。
■ エラーのためPosselプログラムが実行できない ⇒ autoMACSが故障した可能性があります。カスタマーコールセンターまでお問い合わせください。

4. "エラーコード118-XX" が表示される
分離カラムの詰まり、ポンプユニットの故障の可能性があります。
<対処方法>
ダミーカラムに交換して、Cleanプログラムを実行する
  ↓
■ Cleanプログラムが問題なく実行できた ⇒ 分離カラムの詰まりが原因と考えられます。新しい分離カラムに交換してください。サンプルに凝集塊が多い可能性が示唆されます。分離直前にサンプルをフィルトレーションしてください。
■ エラーのためCleanプログラムが実行できない ⇒ ポンプユニットの故障の可能性があります。カスタマーコールセンターまでお問い合わせください。

5. "エラーコード123-X-XX" が表示される
バルブが故障した可能性があります。
<対処方法>
カスタマーコールセンターまでお問い合わせください。

  autoMACS Proをご使用の方

1. 流路系がコンタミネーションしてしまった
MACS Bleach Solutionで全流路系を除菌します(autoMACS簡易マニュアルver4.0.0参照ページ⇒P13、ver3.1.0参照ページ⇒P14)。
<対処方法>
1. Safeプログラムを実行する(分離カラムの交換が含まれます)。
2. 新しい溶液類を接続する。
3. アップテイクポートとアウトレットポートをアルコール綿等で拭く。
※ 必要に応じて溶液ボトルのフタを洗浄しオートクレーブ滅菌することも可能です。センサーケーブル、(流路)チューブ、エアフィルター、エアフィルターコネクターをはずしてオートクレーブ滅菌してください。フタにはセンサーが内蔵されていますので、完全に乾かしてからautoMACS Proに接続してください(濡れたまま接続すると故障する可能性があります)。

2. 分離カラムを装着したまま長期間放置してしまった
そのままautoMACS Proに溶液が流れると、分離カラムの錆びがバルブなどに入り込み故障の原因になります。この場合はautoMACS Proを起動する前に分離カラムを交換することをおすすめします。
<対処方法>
1. 古い分離カラムを新しいカラムに交換する。
2. 新しい溶液類を接続する。
3. autoMACS Proを起動する。
4. Column Exchangeプログラムを実行する(この時、分離カラム交換は行わない)。
※ 長期間の放置により流路系のコンタミネーションが疑われる場合は、上記の「流路系がコンタミネーションしてしまった(autoMACS Pro)」を参照してください。

3. "エラーコード777" が表示される
ダイリューターバルブが磨耗・故障した可能性があります。
<対処方法>
主電源のON/OFFを繰り返しても復帰しない場合は、カスタマーセンターまでお問い合わせください。

4. "Air in uptake port" と表示される
Running Bufferおよびサンプル溶液の塩濃度が低すぎるといったことが主な原因です。自家調製したRunning Bufferをお使いの場合は下記の方法でご確認ください。
<対処方法>
1. 接続されているRunning Bufferを、当社から販売しているMACS Running Bufferまたは市販のPBSやフローサイトメトリー用のシース液に交換する
2. Qrinseプログラムを実行する
3. チューブラックのポジション1のAに市販のバッファーを入れたチューブを設置する。BおよびCに新しいチューブを設置する。
4. Posselプログラムを実行する。
  ↓
■ Posselプログラムが問題なく実行できた ⇒ autoMACS Pro自体には問題はなく、自家調製したRunning Bufferの塩濃度が低いことが原因です。Running Bufferを調製しなおしてください。
■ エラーのためPosselプログラムが実行できない ⇒ autoMACS Proが故障した可能性があります。カスタマーコールセンターまでお問い合わせください。

  autoMACS / autoMACS Pro 共通

1. PosseldプログラムとPosseld2プログラムの違いは?
ともにカラムを2本用いて分離を行う分離プログラムです。
■ Posseldプログラム:1本目のカラムでPosselを実行し、2本目のカラムでPosselsを実行します。
■ Posseld2プログラム:1本目のカラム、2本目のカラムでともにPosselを実行します。
原理的には純度:Posseld<Posseld2、回収率:Posseld>Posseld2となる傾向にありますが、実際はサンプルによって異なりますので個々の実験にあわせて最適プログラムをご検討ください

2. Running Bufferに添加するBSAの代わりにFCSを使用したい
FCSの濃度が0.5-2%となるようにバッファーを調製してください。10%といった高濃度での添加は分離能やautoMACSに悪影響を及ぼす可能性がありますのでおすすめいたしません。

3. 完全無菌状態で使用したい
autoMACS / autoMACS Proは密閉系ではありませんので完全無菌状態で使用することはできません。
しかし、通常、流路系・溶液類・サンプルに微生物のコンタミネーションが無く、手早く操作を行えば、細胞分離の際にサンプルがコンタミネーションする可能性は非常に低いとされています。
さらに、SafeプログラムやEtOHによる機器の内部(流路)・外部の除菌後、クリーンベンチ等に設置することでコンタミネーションの危険性は大きく減少します。設置の際はベンチの天板を機器の重さから守るために、専用プレート(autoMACS Laminar Hood Set / autoMACS Pro Laminar Hood Plate)のご使用をおすすめします。
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